入れ歯の種類について
皆さんこんにちは。
牛島歯科医院です。
入れ歯というのは、大きく2つの種類に分けることができるのをご存知でしょうか?
それは「部分入れ歯」と「総入れ歯」の2種類です。
今回はそんな入れ歯の種類について、それぞれの特徴などをわかりやすく解説します。
部分入れ歯とは、その名の通り部分的な歯列の欠損を補うための治療法です。
例えば、左右でそれぞれ2本ずつ歯を失った症例や4本の前歯を失った症例など、いろいろなケースに適応することができます。
その形もさまざまで、患者さまのお口の中の状態に合わせて最良なものをデザインすることが可能です。
総入れ歯とは、すべての歯を失ったケースに適応される治療法です。
お口の粘膜に接する部分である「義歯床(ぎししょう)」と人工歯という、極めてシンプルな造りの装置となります。
少数でも歯が残っていると製作することができないため、場合によっては抜歯をした上で治療を進めていくこともあります。
入れ歯は、部分入れ歯と総入れ歯というカテゴリーで分けることもできますが、保険診療と自由診療という分け方もできます。
保険診療の入れ歯では、使用できる材料が原則的に決まっています。
義歯床や人工歯、レジンのみを使用することとなります。
歯列に引っ掛けるクラスプは、金属で製作します。
一方、自由診療の入れ歯は、使用できる材料に制限がありませんので、いろいろな切開が可能となります。
例えば、クラスプがない入れ歯を作ったり、義歯床の部分を金属にすることで、食べ物の熱が伝わりやすくしたりすることも可能です。
そのため、入れ歯治療を開始する前には、何を優先順位に置くかを決めることが大切です。
このように、入れ歯には部分入れ歯と総入れ歯という2つの種類があります。
また、保険診療と自由診療という観点から見ると、さらに多くの種類の入れ歯が存在します。
ですから、これから入れ歯を作ろうかと考えている方は、まず一度当院までご相談ください。
患者さまのお口の状況や治療に対するご要望などを踏まえた上で、最善といえる入れ歯をご提案します。