ブログ|熊谷市肥塚の歯医者|牛島歯科医院

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歯間ブラシについて・・・

2021年5月7日

風薫る5月、新緑の眩しい季節となりました^^

近年、手洗いやうがい以外に歯磨きや口腔ケアを行うことが様々な感染症の予防に効果的だという研究結果が報告されています。ご家庭や歯科医院でしっかりと口腔ケアをして感染予防につとめたいですね。

ところで皆さんは歯間ブラシやフロスを使っていますか?歯垢の除去率はこれらの使用でかなり違います。

歯ブラシのみだと約58%、歯ブラシと歯間ブラシやフロスを併用した場合だと約86%!

☆歯間ブラシのご紹介☆

”歯間ブラシ”とは、歯と歯の間や歯と歯茎間の汚れを清掃するブラシのことをいいます。歯と歯の隙間が広がる原因の一つに歯周病があります。歯周病によって腫れた歯茎は、お家での歯ブラシや歯間ブラシ、歯科医院での歯石除去などお掃除していくことによって段々と引き締まっていきます。そうなると本来の隙間が見えてくるため、歯と歯の間が開いてしまったと感じるかもしれません。

歯間ブラシのお話を実際患者様にしてみると・・・「歯間ブラシを使うと隙間が無理やりできてしまう気がする」「通し方がわからない」「歯茎を傷つけそう」「通してみたけど痛い、出血した」というお声を頂くことがあります。

隙間が広がる気がしてそのままにしておくと、汚れが溜まったままになり、歯周病が進行し、さらに歯を支えている骨が下がって隙間が広くなってしまう恐れがあります。正しい使い方をすれば虫歯予防や歯周病予防になります!!

歯間ブラシにはサイズがあり、それぞれ太さが異なります。お口に合ったサイズを使うことで清掃率もアップしますし、逆にサイズが合っていないものを使用すると歯が削れてきたり、無駄に歯肉を退縮させる原因にもつながります。適正サイズは一生同じではありません。その時々、歯茎の状態、被せものの形によって変化します。

★歯間ブラシの使い方★

・歯肉を傷つけないようにゆっくりと斜めに挿入します。(上の歯の場合、上から下に向かって斜めに。下の歯の場合、下から上に向かって斜めに)

・歯面に沿わせて往復して隣に合った歯それぞれに軽く当てます。

・内側と外側からの両方向から使うとより効果的です。(最初はやりやすい頬側からやってみましょう!!)

患者様お一人お一人お口の状況は様々です。歯磨きや口腔ケア、歯間ブラシの使い方やサイズ選びなど

わからないことがありましたらお気軽にご相談ください。

                            衛生士 M・M  衛生士 S・K