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歯周病と口臭
2021年2月4日
立春が過ぎ、梅の花も芽吹き始め、寒さの中にも春の足音が聞こえてきました。
今回は日々のマスク生活で気になる口臭と歯周病についてお話しいたします。
毎日歯磨きをしているのに口臭がする原因の一つに歯周病があります。
歯周病とは、歯と歯茎の間の歯周ポケットに細菌が含まれた汚れ(歯垢・歯石)が溜り炎症を起こし、細菌感染により口臭も引き起こします。歯周病をそのまま放置しておくと歯槽骨(歯を支えている骨)を溶かして歯が抜けてしまう病気です。
定期的な歯科検診によるクリーニングと正しいブラッシング法の習得で歯周病を予防しましょう。
☆歯周病の検査
・プラーク染色
染色剤を歯に塗り、うがいをして洗い流します。赤く染まったところがプラーク(歯垢)です。衛生士による一人ひとりに合った歯磨き指導が行われます。
・プローピング検査
歯周ポケットの深さを測定します。健康な歯周ポケットは~3mmです。
4~6mmは中等度の歯周病、衛生士による歯石除去が必要です。
6mm以上は重度の歯周病と診断されます。歯のぐらつき具合とレントゲン撮影による歯槽骨吸収の進行具合を確認し、場合によっては外科手術が必要になります。
歯科医院で治療をして効果がでても、患者様が毎日のセルフケアを怠ってしまうと、元の状態に戻ってしまったり悪化してしまいます。衛生士による定期的なメンテナンスを行いながら再発予防していきましょう。